【BOOK 味の素株式会社『料理のしくみがわかる本』】

企画・原案:味の素株式会社
監修:川崎寛也(味の素株式会社)
定価:2,200円+税

料理は「そのままでは食べられないものを食べられるようにする」こと。

味の素社が出版した、『料理のしくみがわかる本』は、
“まったく料理をしない・できない・したくない人”、または“ある程度料理に慣れた人”、あるいは”レシピがないと料理が作れない人”のための本だと思うのです。

そして人にとって欠かせない技術「自炊」を基礎から教えてくれる本。

「自炊」とは「おいしいものを作る」こととは違います。
基本、食べるのは生きるため。そのままでは食べられないものを食べられるようにする、そして、それをくり返して継続できるようにすること、なのです。

多くのレシピ本は「この通りに作ればOK」と手順を示します。
でも、料理をしない、あるいは自分でできないと思い込んでいる人はそもそも
「なんでも売っている今の世で、なぜ自分で料理をしなければいけないのか」 が腑に落ちていない。
「なぜ」に答えてはくれず「この通りやれば」とレシピを渡されても動けない。
とはいえ、「自分で料理できたほうがいいよね」と、内心はわかっている人が多いのです。
この本が教えてくれる「料理のしくみ」は、自然にその「なぜ」にも答えてくれる、そう感じるのです。

この本は、その“理屈”に真正面から応えます。

料理は「方程式」で理解できる、とこの本は示してくれます。

本書は、料理を
1.食材
2.下処理
3.本調理    
4.味付け    

という 4つの要素に分解し、料理のしくみを“方程式”として説明します。


豚肉や鶏肉は生で食べるとお腹を壊す。だから火を通す。食べやすいように切ったり、少し味をつける。
──ただそれだけ。
「料理とは、生きるために“食べられる状態にする”技術である」という原点に立ち返らせてくれます。

そして驚くのは、
料理のベテランが読んでも「なるほど、そういう整理の仕方があったか」と唸るポイントが随所にあること。
経験で身につけてきたことが“理屈”として言語化され、思わず膝を打つ箇所がある。

レシピの暗記ではなく、
「しくみ」がわかるから、料理が“再現可能な技術”として身につくのです。

料理は「自分をサバイブさせる技術」

家事一般は、一生続く“自分の生命維持活動”。
その中でも料理は、
命を守り、健康を維持し、体力・気力を養うための基礎技術です。

料理ができることは、
単にスキルを身に着けることではなく、
自分の人生を自分でコントロールする力につながる、これは老若男女問わず、声を大にして伝えたいこと。

『料理のしくみがわかる本』は、
料理を「めんどうな家事」から「自分を生かす技術」へと再定義してくれる一冊です。

 こんな人にこそ読んでほしい
●料理が苦手、嫌い、怖い
●レシピを見ても作る気になれない
●料理の“意味”がわからない
●自炊を始めたいけれど、どこから手をつければいいかわからない
●健康のために生活を立て直したい
●料理経験者で、基礎を仕組みで整理し直したい

「料理の仕組み」を知ることは、
自分の生活の基盤を盤石にする大きな一歩になります。


困ったら質問できる無料の相談室もうれしい。